近視のレーザー治療について
LASIK (レーシック)
角膜の屈折率を変化させ、 外科的手術によって、近視を治そうという試みが始まったのは70年代のロシアから、眼の表面の角膜にダイヤモンドメスを 使って、 放射状に傷をつけて、 屈折率を変化させ、 近視を治療するというものだった。 いわゆる現在一般的に 『RK』 といわれている治療法である。 日本でもこの方法は80年代初頭から始まり、 極最近まで一般的な方法であった。
そんな中、 80年代のアメリカで開発されたのが、 『エキシマレーザー』 という、 短長波レーザーを使って角膜表面を削り、 屈折率を変化させるという方 法 『PRK』だった。 コンピューター制御で計算された価をレーザー機器にインプットして、 角膜を削るので、 角膜の下の組織まで傷をつける心配は殆ど なく、かなり画期的な方法であり、 『エキシマレーザー』 さえ手に入れば、眼科医でなくても手術ができる。
『マイクロケラトローム』 という (カンナのようなもの) 機器を使用し、 角膜の表面組織にフラップ (潜水艦の蓋のようなもの) を作り角膜実質層にエキ シマレーザーを当て、 屈折率を変化させた後、 またフラップを元に戻す。 という方法が 『LASIK』である。
Eye Care 20/20で検眼を受けます。 ソフトコンタクトレンズ使用の方は3日~1週間前より、 ハードコンタクトレンズ使用の場合 2週間から1ヶ月 (個人差があります) 前より中止し、メガネを使用する。 綱膜、 角膜・眼内をチェックし、 レーザー治療が必要か どうか判断します。 手術対象は20才以上で、視力が安定している場合のみ、 適応。 若すぎたり、 変動がある場合、 手術はできません。
手術の予約を取る費用は両眼で$5000前後で人により異なります。
充分に睡眠をとる。
カフェイン飲料 (緑茶、コーヒーなど) はやめる。 タバコも休む。 化粧はしない。 シャワー洗髪をしておく。 手術は片目5~10分で終わります。 手術後1時間は経過を見るため待ちます。 運転はできませんので、 送迎の方を手配する。 指示通りの点眼を行い、静かに8~10時間よく休む。 コンピューター、 読書、 テレビ などで眼を使わない。
検眼に来て下さい。 経過が順調であれば楽な仕事はできます。 激しい運動、 長時間の運転、コンピュータ 一作業などはやめて下さい。 その後、一週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後と経過をみます。
手術後、 全く調整の必要のない方もいますが、 多少の調整が必要になる方もいます。 「パーフェクトではなく、コンタクトレンズやメガネに頼らず見える」 という事を理解して下さい。 どうし ても再手術を希望、又は必要な方は最低でも3ヶ月経過しないとできません。 費用はかかりません。 現在はマイクロケラトームで角膜カットをする替わりにレーザーカットする。コンタクトレンズの替わりに人工レンズを眼内に入れるなどの方法が行われています。
詳しくは20/20眼鏡店までお尋ねください。